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自転車拒否の子どもに困り果てた親を救った保育園の先生の機転を利かせた行動

子どもがまだ2歳の頃、イヤイヤ期真っ只中で毎日イヤイヤスイッチがいつ入るか冷や冷やしながら生活していました。保育園ではそんなイヤイヤな素振りを見せず、とてもいい子に過ごしているようで、その分家では大爆発している様子でした。特に苦労したのが自転車での送迎でした。朝送る時はわりとすんなり自転車に乗り、ヘルメットを被るのですが、帰りは全てを拒否。ヘルメットももちろん拒否で、抱き上げて乗せようとするも足を全力でバタバタさせて暴れまわりました。そんな日々が毎日続いたので、お菓子を使って気を引く作戦でなんとか日々を過ごせていました。ところが、お菓子で気を引いても全く効果がない日もあり、途方に暮れていたところ、交通整備をしていた保育園の先生方が通りがかりました。その中に子どもの担任がおり、「あれ?〇〇ちゃんどうしたの?」と声をかけてくださいました。我が子のイヤイヤする姿に先生もびっくりしながらも、「お母さん、大丈夫?私にできることある?」と優しく聞いてくれ、「私が抱っこすれば乗ってくれるかな?」と子どもを抱きかかえて乗せてくれました。子どもも先生の言うことはすんなりと聞いてくれるので私も心底ほっとしました。先生は「かっこいい自転車だねー!いいねー!また明日ねー!」とにこにこ笑顔で見送ってくれました。イヤイヤ期の子をもつ親は毎日イヤイヤと向き合い、ただでさえ疲弊していますが、外でイヤイヤされると余計に困ってしまいます。心が折れそうになっていたところをあの先生に救ってもらい、心が軽くなり先生という頼れる人がいるという安心感が生まれたのを覚えています。