娘を生む前は、こどもを預ける場所という簡単なイメージしかもっていなかった保育園。しかし、産んでからその重要性に気が付きました。保育士を大和高田で採用するなら長い時間仕事のために預けるので、平日の娘の主な活動場所になります。安心して預けたいというのが勿論の母心。マニアのように多くの保育園へお休みの間は見学に行きました。本当は認可のところに入れたかったのです。園庭もあるしベテランそうな先生もたくさん。しかし、激戦区である我が家の地域はあえなく落選してしまいました。話題の保育園が奈良ではとてもいくつも保育園を見学した中で選んだポイントはなんといっても暖かいこと。少し高くなってしまうけれども娘のためなら仕方ないと思い、新しいし先生も若い方が多いけれども優しそうな雰囲気のところに決めました。実際これが正解!娘は当初私から離れることが初めてで泣いてばかりいましたが、朝預けるときの気の紛らわし方もとてもうまくて、「預ける」ということに関しての私の罪悪感も減りました。すごく若い先生たちといっても、子供が好きなのは大変伝わって、名前もすぐ憶えてくれ顔を見てきちんと話をしてくれる、そんな態度も気に入りました。娘も話せるようになると、先生がすきだと言ってくれるのはとてもうれしかったし、スタッフの方までもよくしてくれて親子とも安堵できる場所になりました。暖かそうな雰囲気だな、という点で選んだ保育園。経験年数は人の信頼関係に関係ないのだなと思いました。今でもその前を通ると娘も当時楽しかったことを話します。多くの先生がまだ残っているので、挨拶し続ける関係であるのもうれしいです。
2020年5月
-
先生選びで吉と出た保育園
-
いつも側にいて味方してくれた幼稚園の先生
私は一人っ子で、なかなか集団の輪には入れず、いつも黒板で絵を描いている子供でした。採用保育士が奈良では大和高田の幼稚園の時の先生は、そんな私の側にいつもいて、私の絵を誉めてくれたのです。そして、実は母に私のことをあれこれとアドバイスをしてくれていたそうなのです。そして、幼稚園の先生とは忘れられない思い出があります。それは、じゃがいも掘りの日のことでした。皆が大きくて立派なじゃがいもを掘る中、一番奈良で話題の保育園が私だけが手のひらサイズの小さなじゃがいもしか掘れなかったのです。恥ずかしくて、恥ずかしくて教室に戻っても私は泣き出してしまいそうでした。そして、帰る時間となった時に、先生がこっそりと私の所に来て、そっと大きなじゃがいもが入った袋をくれたのです。そして、私が掘った小さなじゃがいもが入った袋と交換してくれました。戸惑う私に、「先生、小さなじゃがいもが欲しかったの。交換してね」と、笑ったのです。その時の優しい笑顔は、決して忘れることはありません。そして、そのじゃがいもで母が作ってくれたカレーの味も、私にとっては特別な味になりました。私が掘った小さなじゃがいもは、ミカンが入っていたネットに入れられ、教室内に飾られていました。私は、優しい先生に見守られながら過ごした幼稚園での日々を忘れません。