保育園で出会った不思議な子の話

2020年7月
  • 幼稚園に行きしぶった子供のために先生があやとりの本を持ってきてくれた

    保育園

    卒園した今でも非常に幼稚園の先生にはお世話になったなと感謝しています。小学校に上がると先生は勉強を教える事が主になるので、幼稚園の先生がいかに一人一人に向き合ってくれていたかを思い知りました。採用できる保育士さんは奈良の大和高田で我が家の子供は、幼稚園がものすごく大好きというタイプでは無くてどちらかというと家でママと一緒に居たいというのが根底にあるタイプでした。しかも、年中の時には、同じクラスに仲の良いお友達が特にいなかったので余計に幼稚園に行きたくないという事が増えていました。そんな時に子供があやとりが好きなので持って行って教室の端っこでやって居たそうなのですが数日後に担任の先生がご自宅からあやとりの本を持ってきてくれて一緒にやってくれたのだそうです。こんな奈良で口コミをする保育園とはうちの子供にとってそれはすごく嬉しかった様で得意になって先生に毎日あやとりを教えたんだよと言う様になりました。私は、先生のプロとしての子供の扱いや気持ちのケアに感動して涙が出そうでした。あの時のその出来事を今でも子供は覚えている様で幼稚園楽しかったなという事があるのです。一つのきっかけで行けるようになったり楽しめるようになったりするんだとこちらも勉強になりました。自分に注目してくれたという記憶が人生の宝物になっている様です。

  • 幼稚園の先生との優しい記憶

    保育園

    私が幼稚園の時、クラスの全員で劇をすることになった。それは様々な動物が出会い、歌を歌ったりする内容の劇だったのだが、私はなりたかった動物になれず、とても悔しい思いをした。そんな中、劇の練習が始まった。たまたま私はセリフが多い役にあたってしまい、どうしても私で劇の練習が止まってしまった。周りからも、クスクス笑う声や、どうして覚えられないの、これくらい、といった心無い言葉も聞こえた。やりたかった役でもなく、保育士で採用できる奈良の大和高田ではセリフも覚えられず嫌な思いばかりをして、私は劇の練習自体が嫌いになってしまった。そんな中、それを見かねた先生が私のところに来て、皆の前で私の演技をとても褒めてくれた。「その役が似合うのは貴方だけよ。上手くいかないこともあるかもしれないけど、一生懸命頑張っている姿がキラキラしてるの。皆もそう思わない?」と。話題の保育園が奈良ではとても評判と今思えば、かなり大袈裟に褒めてくれていたのかもしれない。でも、私や皆の心が動くには本当に十分すぎる言葉だった。そこから、すぐに練習が上手く進んだ訳ではなかった。でも私はくじけなかったし、周りの子も笑うことはなくなった。先生の一言に私は本当に救われた。あの言葉がなければ、私は劇にすら出られなかったかもしれない。クラスからも浮いてしまっていたかもしれない。本番前も、緊張している私に頻繁に声をかけてくれた。劇はなんとか成功。私にとって、忘れられない行事のひとつとなった。